先日購入した本、「おうさまのたからもの」という絵本です。4歳の子どもに読み聞かせで読んだところ好評でわりと寝かしつけのときに持ってくる頻度が高いです。絵と文を書いた作家さんのお名前の読み方がわからなかったので、作者の糟谷奈美さんのお名前の読み方と、実際に子どもに読み聞かせてよかった点、何歳向けにおすすめかを書いていきます。
おうさまのたからもの作者 糟谷奈美さんの読み方|かすやなみ さん!
おうさまのたからものの絵本の作者の読み方はというと…
糟谷 奈美(かすやなみ)
さん。でした!絵本の表紙のタイトル下すぐに粕谷奈美・絵と文と書いてあります。
私も最初この名字はなんて読むんだろう…?と思っていたところ、かすやなみさんとお読みするということがわかりました。
生まれも育ちも東京の作家さんで、おうさまのたからもの以外にはわたしうみにいったのよ
という絵本も書いています。こちらも絵と文の両方を手掛けています。アマゾンでは評価が4と5で高かったですよ♪
おうさまのたからもの|感想と何歳からの読み聞かせがおすすめ?
一番最後のあとがきに記されている作者である粕谷奈美さんの言葉
おうさまが、お星を素敵な箱にいれたように、私も宝物を胸の真ん中に入れています。
胸に手を当てて、目を閉じると、光を感じます。
大きく光っているのは、幼いときに胸に入れたものかもしれません。
目を閉じて、胸のふたを開ければ、いつでも自分の大切なものが見えるといいなと思います。
と書かれています。
はじめて私がおうさまのたからものを読んでみた大人目線の感想としては、子供の頃の思い出は自分だけの大切な思い出だよな〜。
物よりも思い出のほうが大切だと改めて感じさせらる内容だと思いました。子供の頃ってまだものに執着したりすることってよくありますよね?
友達や兄弟とおもちゃを取り合ったり日常茶飯事です。(笑)
この本を4歳の長男に読んであげて、読み終わったあとに物よりも体験のほうが大事だということを話してみたところ、まだ良くわからないようでした(まぁそうだよね。という感じです。笑)
でも読み始めて3ヶ月ほどした頃、絵本の中で王様が泣くシーンがあるんですけど、そこで「おうさまは悲しいから泣いてるんだよね?」「このお星さまは何なのかなぁ?」と、質問をしてくるようになり、興味を持つようになってきたのです。
そこで
「そうだね、何だと思う〜?」と子どもに考えさせながら、想像を膨らませます。
「おうさまのたからものは〇〇だったけど、君の宝物は?お星さまは何かな〜?」と聞くと…
・友だちと遊んで楽しかった事
・電車に乗って嬉しかったこと
・夜寝る前のママとのお話の時間も大好きだよ!
などなど、自分にとって、嬉しかったり楽しかった思い出を話してくれるようになったのです。
3ヶ月前までは本の中のページのたくさんの星の数を数えたり、お菓子の絵を指差して話たりするだけだったのが、自分の体験と思い出について話せるようになったことがこの本から得られた学びでした。
読み聞かせは何歳からがおすすめ?
私の子供の経験から、内容的には0歳1歳だとちょっと難しいかなーという気がします。でも絵がカラフルですし、小さな子が興味を持つシーンもたくさんあると思います!!
ちょっと早めで2歳。
内容の理解という面では3歳・4歳からなら読んであげていいんじゃないかなと思いました♪
感想レビューなどをみていると、
小さな子で2歳、大きな子で8歳から11歳など小学生のお子さんにも読まれているようです。
子どもに思い出の大切さ、物よりも体験・経験が大事であることを伝えたい。
本当に大事なものは何なのか?を学べる絵本。大人が読んでも心が洗われてほっこりした。という感想も多かったです。
小学校中学年頃まで読める本なので、まだお子さんが小さいのであれば購入して損はしない本だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。