アパレルの販売の仕事は基本立ち仕事です。特にセール期間中などの時期だと長くて5時間・6時間立ちっぱなしなんてこともザラにあります。私も慣れるまでは足が痛くなることに本当に悩んでいました。販売員として、何年もかけて培った、なるべく足が痛くならないようにする方法をご紹介します。
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まずは立ち姿勢を正すこと
自身が身にまとうブランドの服をかっこよく素敵に見せるだけでなく、姿勢を正すことは体の歪みや腰への負担、太りにくい体を作る上でも非常に大事なことなのです。
姿勢が悪いまま立っていると、かっこ悪いだけでなく、腰へも負担がかかるので腰痛持ちになってしまったりします。
靴のかかと、ヒールの外側がよく減っているなんて方は要注意です。がに股になっているかもしれません!背筋をピンと伸ばし、胸を張って正しい姿勢を意識して身につけましょう。
履き替え用の靴を用意しておく
職場のロッカーに履き替え用の靴を常にストック
販売員として間もない頃はシフトが続いて連勤が2日目、3日目となってくると、足が痛くなることが悩みです。
なるべく同じ靴を毎日履かないようにすることで足への負担を減らすことができます。何足か痛くなりにくい・疲れにくい靴を3足〜4足は用意しておいて、連日同じ靴を履かないようにすると、足だけでなく、靴の傷みも抑えられ、長く履くことができるのです。
例えば、足が痛くなりそうだな。ちょっと痛いかも。と感じたらすぐ、お昼休憩で必ず靴を履き替えられるように履き替え用の靴も職場に用意できるよ良いですね。
もしロッカーがあるのであれば、履き替え用の靴を常に置いておいて、長時間同じ靴を履かなくても良いように調整をします。
おすすめはどんな服にでも合わせやすいベーシックな黒とベージュどちらかをストックしておくと良いですよ!
履きやすい靴に巡り合ったらストック用にもゲット
販売員として働くようになると、靴屋さんに目がなくなります(笑)
最近ではカジュアル志向が加速しているため、ブランドによってはスニーカーが許されるところもあるでしょう。ですが、ブランドがエレガンステイストな場合はヒールでないと…というお店も当然あります。
私は普段から、足に合う=痛くなりにくく疲れにくい靴に出会ったときは色違いで購入したり、色展開が使いにくそうな場合はベーシックな黒やグレー、ベージュなどのオーソドックスな色をストックとして複数購入しておくようにしています。
いろいろな靴を履いていると、たまにあるんです!
ヒールが9センチ、10センチあっても疲れにくい靴が!
コレ本当ですよ。(笑)普段から靴屋さんに言ったら試着するようにして、実際に購入して履き続けても大丈夫そうならストック用としてもう1足、購入しておくことをおすすめします。
足(ふくらはぎ)を揉む・着圧ソックスで疲れを取る
一日中、立ち仕事をしているとどんなに合う靴を履いていても足は疲れるものです。仕事から帰って、オフロに入ったときには「今日も頑張ってくれてありがとう」という感謝の気持で自分の足をマッサージしてあげてくださいね。
特にふくらはぎは第二の心臓と言われています。夏でも冷房で売り場は冷えていることは多く、特に足元が血行不良担っていることは少なくありません。
身体は資本です。湯船にゆっくり浸かって、ふくらはぎをマッサージして自分の身体を労る時間を持つことも大切ですよ!
他にも、着圧ソックスもおすすめです。圧力で血液の循環を促してくれます。就寝時に使えるものもありますし、むくみがひどいと感じるときには仕事中に着用できるタイプのものをしようするのも一つの手です。
コーディネート的に着圧ソックスやレギンスを履くことに違和感がある場合は仕事中に着用は難しいかもしれません。その際は休憩時間に使用するなど工夫をしましょう!
応急処置グッズを用意しておく
靴自体の内側に貼るクッションシール・クッション
たとえ、慣れている靴でも、セール期間中に立っている時間が長くなったりすると、どうしても足が痛くなるときがあります。
こればっかりは履きやすい靴を履いていてもなるときにはなるので…ひどくならないうちに手を打つことで、ひどくならずに済みます。痛くなり始めたらすぐに応急処置をすることを覚えておきましょう。
特定の部分、かかとや指、外反母趾になりそうだ。という部分が痛くなってきたときには靴の方にクッションシールを貼って、保護をしましょう。
薬局や100円ショップなどでもリーズナブルに購入できますので、特にかかとやよく痛くなる部位に合う形状のものをいくつか買い揃えて持っておくといいですよ!
また、足裏の場合も、靴の中でズレにくい滑り止めが付いたクッションも販売されていますし、クッション素材のインソールもたくさん種類が販売されています。
自分の足に合うものをいくつか揃えておき、痛くなる前に・痛くならないように先に予防しておくことが必勝の鍵です!
そして無くなる前に、古くなったときにすぐに補充できるようにストックは充実しておくことをおすすめします。
絆創膏を自分の足に貼る
クッションシールを靴に貼るとシールの厚みで圧迫されてしまうことがあります。新しく購入してまだ履き慣れていない・まだ自分の足に馴染んでいないときや、足がむくんでいるときなどですね。
そういう場合は、自分の足自体に絆創膏を貼ることで刺激を抑えることができます。ひどくならないように、履き替えることがすぐできないときなどは、応急処置として足を保護するために痛みのある部分に絆創膏を貼っておきましょう。
インナーソックス
靴によってはインナーソックスを履ける場合もあります。生足はNGなので、パンツやレギンスのときにしか着用できませんが、インナーソックスの着用ができる状況であればササッとトイレに行った時やバックヤードに入ったときに履いてしまいましょう!
まとめ
職業柄、立ちっぱなしの仕事です。足が痛くて接客に集中できない!なんてことになってしまっては大変ですよね。普段から足への負担を軽減するために準備・用意をしておきましょう!
・続けて同じ靴を履かない
・休憩時間に書き換え用の靴をロッカーに置いておく
・足をもんだり着圧ソックスで足をいたわる
・応急処置グッズ(絆創膏・クッションソール・クッションシール)
痛くなってからでは遅い…という部分がポイントです。
自分の足に合う靴選び、履き慣らすまでの工程でなるべく足が痛くなるリスクを減らして、セールなどの繁忙期に備えておくことをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。